ただし、肩から手にしびれや激しい痛みがあったり、頚椎や腰椎に問題がある場合、または怪我や手術後、熱がある時などには逆効果になる恐れがある場合もありますから気をつけてください。
肩こり体操のポイントは勢いをつけないでゆっくりと行うことです。そして、体操中や体操の後で痛みなどの異常を感じたらすぐに止めて医師の指示を聞くことです。そして、肩こり体操は自分で出来る範囲ですることがポイントになります。
器具を使わない肩こり体操は、ちょっとした空き時間などでも気軽に実践できます。ただし、無理をしないで自分のペースで少しずつ始めて、毎日に習慣にするのがポイントです。
まず、背筋を伸ばして肩の力を抜きます。次に肩をゆっくりと上下させます。それからお腹の前で両手を交差させて、交差させた腕をゆっくりと開き、胸を張ります。さらに、背筋を伸ばして円を描くよう、ゆっくりと、肩を前後に回しましょう。
次は背筋を伸ばして肩の力を抜いて腕を下げ、両腕を肩の高さまで上げます。腕を横に伸ばして円を描くように前から後ろへ、後ろから前へ回します。
ダンベルを使って筋力のアップをするのも良いでしょう。ダンベルは自分の筋力に合った重さのものからはじめることです。
ダンベルを持った腕をおろした状態からゆっくりと横に上げます。そして、肩の高さまであげたら、ゆっくりおろします。またゆっくり前に上げて、頭のあたりまできてからゆっくりおろします。