みんなの体操には、音楽の伴奏で起立した状態と椅子に座ったままの2通りの方法があります。
みんなの体操は高齢者に負担がかからないように、ラジオ体操に比べると運動量は低く抑えられています。
ですから、ラジオ体操第一やラジオ体操第二にもみんなの体操に合わせて座って出来る体操が追加制定されています。
みんなの体操は、手と腕の運動、胸の運動、上体ゆすりの運動、首の運動、突き出し運動、足と腰の運動、腕と脚の運動、深呼吸の8つの基本動作で組み立てられています。
みんなの体操は1999年に一般公募などから制定されましたが、毎年原則として8月の第1日曜日に実施されている1000万人ラジオ体操・みんなの体操中央大会で行われています。
このように高齢者や障害者のことを考えて動作が組み立てられていますから、みんなの体操はよほど身体が動かない人はともかく、誰にでも出来る体操ですが、その動きはある意味ではストレッチ体操と相通じるものがあるでしょう。
また、ラジオ体操第一やラジオ体操第二との共通点も見受けられます。ただし、みんなの体操はまさしく身体に無理がかからない体操ですからみんなの体操をしても疲れることはありませんし、ここに自分なりの呼吸法をとりいれていけば全身の血行が良くなりますから少々の風邪気味などは消えてしまうでしょう。